【LACITA ENERBOX 444Wh】を詳しく紹介 | 三元系リチウムポリマー電池を採用して長寿命化、ハイパワー

今日もポータブル電源なキニモノくんです。

LACITA ENERBOX のおすすめポイント
- 軽量で小型
- 444Wh の大容量
- 三元系リチウムポリマー電池 採用
- AC出力400W(合計)で3口
- 日本人スタッフによるサポート
おすすめポイントを含め、じっくり『LACITA ENERBOX 444Wh』を見ていきます。
LACITA ENERBOX 容量、サイズ、重量
容量:444Wh/120000mAh(3.7V)
容量は444Wh。この容量は5万円前後で購入できライバル機種も多い容量です。
キャンプや車中泊では十分な容量です。
120Ah*3.7V=444Wh
サイズ:303*134*184mm 重量5.6kg
エナーボックスは444Whで体積は7470cm3で5kg
suaoki PS5Bは400Whで体積は7406cm3で5.6kg
Anker PowerHouseは434Whで体積は4125cm3で4.2kg
体積、重量で比べるとAnker PowerHouseの小ささに驚きます。
入力・出力ポートや機能に違いがあるので単純に大きさを比べる難しい感じです。
エナーボックスはAC出力が3口あります。



LACITA ENERBOX 三元系リチウムポリマー電池
バッテリーは通常のリチウムイオン電池ではなく、三元系リチウムポリマー電池を採用しています。



スマホなどに使用されているリチウムポリマーバッテリー。危険性も指摘されています。
- バッテリーが膨らんでいる場合、過充電などで可燃性ガスが発生している可能性があるので、使用を中止する
- 専用の充電器を利用する必要がある
(LACITA ENERBOXは充電器自体は内蔵していると思います) - 保管時には過放電にならない程度に放電しておくことが望ましい
(LACITA ENERBOXはBMSで管理していると思います) - 充電状態で保管すると内部短絡等で発火に至る場合がある
(LACITA ENERBOXはBMSで管理していると思います) - 折り曲げたり強い衝撃を受けたりすると内部が短絡する可能性がある
内部が短絡した状態で充放電を行うと最悪の場合発火、炎上する可能性がある
(LACITA ENERBOXは外装がしっかりしていると思いますが、落下等させた際は外部は問題なくても内部損傷の可能性があります)
通常のリチウムイオン電池は正極材にコバルト酸リチウム(LiCoO2)を使用していますが、
三元系は正極材にニッケル、マンガン、コバルト(LiNixMnyCozO2)の三元素を使用するもので、2000年に日本とアメリカで開発されました。
コバルト系よりも安全性を高め長寿命化を実現、車などに採用されています。
ほとんどのポータブル電源が18650のリチウムイオン電池を採用しています。
三元系リチウムポリマーは図からもわかりますが、電池寿命とハイパワーに優れているようです。
「三元系」の安全性で、「リチウムポリマー」の危険性をカバーしているということでしょうか。
LACITA ENERBOX 400WのAC出力(合計)で3口
出力電圧:100V
周波数:60Hz
定格出力:400W
出力波形:純正弦波
18650リチウムイオン電池を採用している同容量のポータブル電源のAC出力は300W程度のものがほとんどです。
『LACITA ENERBOX 444Wh』は三元系リチウムポリマーを採用しているので、400Wの高出力が可能になっています。
(瞬間最大出力はわかりません)
AC出力数は3口あります。
周波数が60Hzの固定になっています。50Hzの電化製品を使用しないようにしてください。
↓ AC出力についてチェックしたいことをまとめました。
LACITA ENERBOX 充電方法
ACアダプターからの充電
付属のACアダプターから充電できます。充電時間は約7時間です。
- 入力:AC100-240V / 2.5A
50 / 60Hz - 出力:90W(DC15V / 6A)
カーチャージャーで充電(別売)
型番:CITAEBCC02
入力:DC10V-30V
出力:90W / DC15V / 6A(最大)
重量:約285g
本体サイズ:102.5mm x 63mm x 35mm
ケーブル全長:1850mm
DC出力プラグ形状:外形5.5mm、内径2.1mm、長さ10mm
LACITA純正のカーチャージャーです。
車でも90Wで充電ができて便利です。ちょっと高価ですが。
商品説明によると、
対応する電圧で、プラグ形状が合えば他のポータブル電源も充電できるようです。
↑ 300Wの正弦波インバーターです。
こちらならACアダプターを使って充電できますし、USBなんかも使えていいかもしれません。
ソーラーパネルで充電(別売)
DC出力:81W/18V/4.5A。
USB出力:10W/5V/2A。
発電効率:20%。
パネル表面:フッ素樹脂コーティング。
材質:撥水加工生地・UV加工、ポリエステル・600D。ケーブル:5521DC、ケーブル3.5m。
LACITA純正のソーラーパネルです。
DC端子が同じものなら他のメーカーでも大丈夫だと思います。
ソーラーパネル一覧 ⇒ こちら
LACITA ENERBOX USB出力
5V / 2.1A(各ポート最大10.5W)
USB端子は3口あります。
LACITA ENERBOX DC、シガーソケット出力
出力電圧:9~12.6V
出力電流:10A
出力電力:110W
LACITA ENERBOX パススルーでの使用
充電しながらの給電について、説明書に解説がありました。
- 出力は80W以下にする
- 電池残量20%以上の状態で使用
- パススルーでの使用はバッテリーを劣化させる恐れがあります



非常時のみにしましょう
LACITA ENERBOX 日本人によるサポート
海外メーカーが多いポータブル電源。
日本人スタッフが対応してくれるのは安心です。
LACITA ENERBOX 仕様



まとめてチェック
商品名 |
エナーボックス(ENERBOX01)
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品番 | CITAEB-01 | |
容量 |
444Wh/120000mAh(3.7V)
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内蔵バッテリー |
三元系リチウムポリマー電池
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AC出力 | 電圧 | 100V |
周波数 | 60Hz | |
定格出力 | 400W | |
波形 | 純正弦波 | |
DC出力 シガーソケット |
電圧 / 電流 | 9V~12.6V / 10A |
電力 | 110W(最大) | |
USB出力 | 電圧 | 5V |
電流 | 2.1A(最大) | |
電菱表示 | LEDインジケーター | |
DC入力 | 電圧 | 12.5~24V |
電流 | 6A(最大) | |
ACアダプター 充電時間 |
約7時間 | |
動作適応温度 | -10~40℃ | |
サイクル回数 | 500回以上 | |
サイズ | 303*134*184mm | |
重量 | 約5kg | |
同梱品 | 本体 | |
90W ACアダプター(本体充電用)
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取扱説明書 |
LACITA ENERBOX の購入はこちらから
LACITA 公式サイト
↑ LACITAの公式サイトです。
『説明書』のダウンロードも可能です。
購入前にチェックするのもおすすめです。
これで『LACITA ENERBOX 444Wh』の紹介はおしまいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
質問があればお気軽に、コメント欄、お問い合わせフォームからどうぞ。
キニモノくん( @Kinimono_naka)でした。
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