▼セール&クーポン情報▼
▲セール&クーポン情報▲
こちらの記事ではポータブル電源についてとにかく詳しく紹介します!
「ポータブル電源」で検索した人
集まれ~
- ポータブル電源って何?
(なんとなく欲しい人、必要性を感じない人) - ポータブル電源が欲しいな~
(これから買う人、必要性を感じている人) - ポータブル電源をどう使おうかな?
(購入したけど悩み中の人) - おすすめのポータブル電源を探している
(何が良くて、ダメなのかわからない人)
(ほぼ決まったけど、他にいいモノがないか探している人)
みんなの悩みが解決できるよう、
この記事は加筆、修正していきます!
こちらの記事は大きく現在2部構成になっています。
トピック
<今後の予定>
目的別(キャンプ、車中泊、節電対策)も書きます!
クリックできる目次
ポータブル電源とは?
『ポータブル電源』について詳しく紹介します。
ポータブル電源とは
- たくさんの電気を持ち運べる
- 家庭用コンセント(AC)USBなど豊富な出力を装備
- 電子レンジが動作するものもある
- ソーラーパネルと組み合わせればどこでも充電が可能
- 災害時(停電)に頼りになる存在
モバイルバッテリーよりも大きな容量でコンセントも使える蓄電池。
災害時、キャンプ、車中泊などはもちろん普段から使ってもOKです。
使い道はあなた次第。
アイデア次第でいろいろな用途に活用できますよ!
【容量】モバイルバッテリー<ポータブル電源<家庭用蓄電池
ポータブル電源の容量は、モバイルバッテリーより大きく、家庭用蓄電池より小さくなります。
中間ということで中途半端な存在ということではありません。
容量が小さければモバイルバッテリーに近く、
容量が大きければ家庭用蓄電池に近い用途で使えます。
最大のメリットは家庭用電源を持ち運べるということです。
『ポータブル電源』『モバイルバッテリー』『家庭用蓄電池』の特徴を表にしました。
容量にそれぞれ差があります。
重さも差がすごい、、
表の使い途に注目すると、ポータブル電源の多様性がわかります。
モバイルバッテリーはmAh
モバイルバッテリーの容量を表す単位として用いられるのがmAh(ミリアンペアアワー)です。
USB出力がメインで、スマホやタブレットの充電用に鞄やポケットに入れても苦にならないよう小さく軽く設計されています。
スマホなどの電池容量の表記も同じなので、mAhで表されていれば何回充電できるか簡単に計算できます。
電熱ベストなど、
モバイルバッテリーと組み合わせる商品も出てきました。
ポータブル電源は、AC出力ができることが大きなメリットです。
そのため、mAhの他に家電製品にお馴染みのW表示でWh(ワットアワー)という単位も表記されています。
容量が100Whなら、100Wの電化製品を1時間使用できることを表します。
(実際は変換効率、放電深度が関係してすべて使うことはできません)
AC出力は、電気をたくさん使うことが多くなるのでポータブル電源は100Whを超える容量の大きなものがあるのが特徴です。
大きいものは3000Whを超えるものがありますが、大型化&重量増でお手軽に持ち運ぶことは難しくなります。
その場合、電圧が通常のリチウムイオン電池1本の電圧3.6Vや3.7Vではなく11.1Vなどで計算されている可能性があります。
これはリチウムイオン電池の電圧3.7Vを3本組み合わせた電圧
3.7✕3=11.1V
携帯などの充電回数を求める場合は、単位を揃える必要があるので、mAhを3倍して計算してみてください。
家庭用蓄電池はKWh
家庭用蓄電池は、ポータブル電源よりもさらに大容量で単位はkWh(キロワットアワー)で表記されます。
基本的に持ち運びを考慮しない据え置き型のバッテリーです。
大きく場所も必要なため、屋外に設置できるタイプもあります。
保証期間が15年など、長期間に渡っていて安心です。
充電は屋根などに設置したソーラーパネルから昼間に行い、夜間や天気の悪い日に蓄えた電気を使います。
災害時のバックアップ電源として使えば、電気を普段と変わらない生活ができるくらい大きな容量の家庭用蓄電池もあります。
(エアコンの複数起動は無理)
これからの普及と、低コスト化に期待しましょう。
放電深度(DOD)とは&変換効率とは
ポータブル電源の容量は仕様表の容量を目一杯使うことはできません。
放電深度と変換効率が関わってきます。
放電深度はDOD(Depth of Discharge)とも呼ばれます。
二次電池(充電できる電池)の放電容量に対する放電量の比(%で表す)
ポータブル電源の場合、全容量のうち実際に使用できる容量の比になります。
400Whの容量で80%に設定されていたら320Whしか使用できません。
放電深度の数値が低い場合、バッテリーのサイクル寿命を伸ばすことができます。
長寿命のポータブル電源になります。
(使える容量が少なくなる)
高い場合、サイクル寿命は短くなります。
(使える容量が多くなる)
放電深度の設定について、記載がないことが多いですが、
ポータブル電源の場合は80%から90%に設定されているのではないかと思います。
ポータブル電源はAC電源を出力するのに、変換ロスが存在します。
変換効率がわかるとリチウムイオン電池のDC(直流電源)をAC(交流電源)にするための変換ロスがわかります。
90%の変換効率だとすると、AC100W出力するために111W必要だということになります。
「変換効率85%以上」とある場合、いつでも15%のロスが発生するのではありません。
90%や95%と効率のいい出力の場合もあります。
DC⇒DC(シガーソケット、USB)でも変換効率が関わってきます。
【AC出力】家庭用コンセント
ポータブル電源にはAC出力があるので、普段使っている家庭用電化製品が、出力範囲内でいつでもどこでも使えます。
当ブログ【キニモノ。】ではAC出力電源を備えた持ち運べるバッテリーをポータブル電源と呼ぶことにしています。
(ショッピングサイトにはAC出力がなくてもポータブル電源を謳っているものがあります)
年々、出力数が大きくなり家庭用コンセントと同じ1500Wのポータブル電源もでてきました。
1500Wを超えるものもあります。
【GP1000|GP1200|GP1500】を詳しく紹介!超大容量ポータブル電源 電子レンジの動作報告、口コミ情報も紹介!
高出力で使うと、すぐにバッテリーがなくなってしまうのが難点ですが、、
ポータブル電源を大きな出力で使用すると、バッテリーが一気に減り安全回路が働いて早めに出力を停止します。
(残容量があるのに、突然出力をストップ)
小さい出力の場合は、より目一杯容量を使うことができます。
AC出力で人気なのは電気毛布
ポータブル電源のAC出力の使用用途で人気なのは電気毛布です。
↓ 電気毛布の売れ筋ランキングをチェック!
車中泊で冬の寒い中、エンジンを掛けなくても電気を使えるので周りに迷惑を掛けることもなく暖かく睡眠することができるので最高です。
もちろんキャンプでも使えます。
高価な冬用シュラフは必要ありません。
ポータブル電源は、
電源がないところで使うのはもちろん。
普段から使ってもいいですよ。
家庭によっては電気代の安い深夜電力で充電して、昼間の電気として使えば電気代が節約できるかも!?
AC出力の注意点
AC出力について注意点があります。
なるべく「正弦波」「周波数は居住地にあわせたもの」「100V」を選べば安心です。
↓ AC出力についてチェックしたいことをまとめました。
【USB出力】QC3.0 Type-C ワイヤレス充電
大容量なので、モバイルバッテリーと比べるとスマホを何回も充電することが可能です。
長期のキャンプや車中泊、災害時の停電などの際、モバイルバッテリーを上回る電池容量が実力を発揮してくれます。
短期間でも家族や友達のスマホを一度に充電することが可能。
最近は、Type-C(PD)対応の機種も出てきて、高出力で充電ができる端末に対してより早く充電が可能になっています。
USBの急速充電について詳しくは ⇒ こちら
USB急速充電 & PD(Power Delivery)を紹介 | 規格の種類、メーカー別、スマホ別など
ポータブル電源のPDは60Wまでのものしか確認できていません。
モバイルバッテリーでは『MacBook Pro』などが充電可能な100Wのものもあります。
最近では『PowerArQ2』などワイヤレス充電のQiに対応した機種もでてきました。
ポータブル電源のスマホフレンドリー化が進んでいます。
【シガーソケット出力】カー用品を便利に使える
ポータブル電源はシガーソケット出力を備えているモノも多くあります。
旅好きな車中泊愛好家の人たちにも人気です。
車用のDC12V電源で動作する炊飯器(蒸し器)や電気ポット、扇風機、ポータブルDVDプレーヤーなどカー用品がいろいろあります。
車のバッテリーあがりを気にせず使用できるのは大きなメリット。
キャンプで家庭用の炊飯器だと大袈裟な感じですが、カー用品なら気楽に使えかもしれません。
本番前に使えるか、試しておきましょう。
うちも車用の炊飯器使ってます。
お風呂に行ってる間に炊飯できるので便利^^
(見てなくていいので)
【静音性、安全性】発電機と比較して
ガソリン発電機
持ち運びできる電源として、発電機があります。
出力容量(W数)も大きなものがあり、エアコンや冷蔵庫も長時間使えます。
燃料(ガソリン)を補給すれば、いつまでも発電することが可能。
電柱がなく電源がない工事現場などでは必需品です。
問題は騒音&排気ガス。
ガソリンエンジンで発電しているので、どちらもなくすことはできません。
さらに、定期的なオイル交換などメンテナンスが必要になります。
また、ガソリンは火災の原因にもなるし、古いものは質が悪くなり備蓄に向きません。
ポータブル電源
ポータブル電源はバッテリーに蓄えた電気を使うだけなので、使用時に排気ガス(環境汚染)はありません。
大きな出力のポータブル電源は、ファンが回るので無音というわけにはいきません。
それでもかなり静かで、夜間に使用しても近所の迷惑になりません。
ファンがフル回転しているときは、
エアコンの室内機よりもうるさい商品もあります。
気になるようであれば延長コードなどで、別室に置いたりして使用してください。
キャンプなどの屋外であれば、隣接するサイトに響くような音ではないと思います。
ポータブル電源もメンテナンスは必要です。
メンテは簡単。3ヶ月程度に1度充電するだけです。
※詳しくは購入した製品の説明書を確認してください。
カセットガス発電機
『HONDA エネポ EU9iGB 900VA』はガソリンよりも備蓄が楽なカセットガスで発電できます。
カセットコンロとセットであればかなり心強い
大きくて、重く(19.5kg)、排気ガスがありメンテも必要です。
【ソーラーパネル】から充電可能(非対応もあり)
ソーラーパネルを導入することで、電源がないところでも充電することが可能になりポータブル電源をより活用することができます。
活用場所
- キャンプやフェス
- 釣り
- 車中泊
- 災害時の家庭用電源
- 電源がない工事現場
などなど
ポータブル電源を所有するなら、ソーラーパネルを購入すると幸せになると思います。
ソーラーパネル
おすすめです
ソーラーパネルの発電容量は100Wくらい欲しいところ。
ポータブル電源の充電容量と比べて発電しすぎの場合は、影をつけて出力を落としてもいいと思います。
(商品にソーラーパネル対応とあれば気にしなくて大丈夫です)
【小型化・大容量】鉛バッテリーからリチウムイオン電池
今現在たくさんのリチウムイオン電池のポータブル電源が販売されています。
Amazonで最初に販売されているのを確認したのは2016年でした。
うちが初めて買ったのも
2016年です。
昔からポータブル電源はあったのですが、車のバッテリーと同じ鉛バッテリーを使用していました。
充電に時間もかかり、容量がそんなに大きくないのにサイズは大きく重いものでした。
リチウムイオン電池が搭載された携帯電話&スマホが普及して、いつでも充電できるようにモバイルバッテリーが普及しました。
普及したリチウムイオン電池のおかげで、バッテリーのサイズは小型化、容量は大きくなって、お手軽に電気を持ち運ぶことが可能になりました。
文献や日本製のポータブル電源
『リチウムポータブル電源装置の開発』(有料)
2012-03-05:倉山 功治、和田 好広、張本 毅、税所 真前、林 秀美
↑ 内容は有料ですが、要約を読むことができます。
三菱重工:2013-02-21
『リチウムイオン二次電池搭載のポータブル電源“VOLTANK”を開発
BCP対策の非常用電源や野外電源などで活躍』
AC出力500W 容量360Wh
パナソニック:2011-08
『ポータブル電源 CB-LS01H-K』
日本製のリチウムイオン電池のポータブル電源がなかなか発売されないと思っていたら、2011年にパナソニックから、2013年に三菱重工から販売されていました。
日本企業、発売したの早すぎ
すでに撤退済みとか、、
現在は、JVCケンウッド(Jackeryとコラボ)が販売中。
アフターサービスが実店舗でもできます。
【JVCケンウッドのポータブル電源】サンドベージュカラーがキャンプにぴったり!4機種が発売中311Whから1002Wh
あとはHONDAから
【豆知識】ポータブル電源とUPS(無停電電源装置)との違い
ポータブル電源と似た用途にUPS(無停電電源装置)があります。
雷など、突然の停電からパソコンのデータなどを守ってくれる装置です。
どちらもリチウムイオンバッテリーとAC出力を備えていますが、中身が大きく違っています。
簡単にイメージを描きました ↓
UPS 無停電電源装置とは
普段電源を使っている場合はバッテリーを介さずに延長コードのように電源が供給されます。
バッテリーは自然放電などで、容量が減った際に充電されます。
バッテリーへのダメージは最小限で、長く使うことができます。
ポータブル電源 パススルー充電とは
ポータブル電源は、コンセント、シガーソケット、ソーラーパネルから充電しながらも出力できる場合(パススルー)がほとんどです。
しかし、常にバッテリーが充電と放電(出力)を繰り返すことになり、充電だけ、出力だけという使い方に比べてダメージが大きくなります。
結果、バッテリーの寿命が短くなってしまいます。
『suaoki G1000』はUPSモードを備えていて、無停電電源装置と同じ使い方ができるようです。
パススルーに対応した商品であったとしても、なるべくパススルーでの使用は避けたほうが、長くポータブル電源を活用することができるのでおすすめです。
災害などの非常時は、
ソーラーパネルで充電しながら出力も。
パススルーでポータブル電源を活用しましょう。
パススルー対応機種で、出力中バッテリーの容量が減らないものは、UPSと同じ仕組みになっている可能性があります。
【豆知識】ポータブル電源の海外での呼び方
『ポータブル電源』の呼び名もすっかり定着してきました。
『suaoki PS5B』を購入した当初(2016年)は、まわりに話しても「何それ?」状態だったことを思い出します。
新しい商品を探す時に、海外のサイトで検索をします。
海外での呼び名を紹介。
海外での呼び名
- Portable Station
- Portable Power Station
- Portable Power Supply
- Portable Power Supplies
- Portable Power Bank
※「Portable」はなしの場合もあります。
ポータブル電源【選び方】購入時のチェックポイント
ポータブル電源を購入する際にチェックするポイントを簡単に紹介します。
他の商品と比較する際や、中国製のイマイチな商品もあるので、参考にして欲しい機能を持ったポータブル電源を見つけてください。
詳しいチェック項目は別記事に移しました。
最低限チェックしておきたいポイント
ここでは最低限チェックしたいポイントを紹介します。
①容量をチェック
必要な容量をチェックしておきましょう。
スマホなどの充電だけの利用なら150Whくらいで十分だと思います。
電子レンジなど家電製品をしっかり使う予定なら、AC出力1000Wができる1000Wh以上のポータブル電源がおすすめです。
より詳しく紹介⇒こちらの記事へ
②AC出力をチェック
ポータブル電源メインの機能。AC出力についてチェックしておきたい3つのポイントがあります。
3つのポイント
- 波形は正弦波か
- 周波数は50Hz、60Hzか
- 電圧は100Vか
優先順位の順番に書きました。
(最も重要なのは「正弦波か」になります)
もっともいい組み合わせは、
正弦波、50,60Hz切替可能、100Vです。
周波数に関しては切替可能ではない場合、60Hz固定の商品が多くみられます。
西日本地域なら60Hzでもいい組み合わせです。
↓ AC出力についてチェックしたいことをまとめました。
AC出力をメインで考えていない(非常時用の)場合、
修正正弦波(非正弦波)の商品でいいと思います。
③ソーラー充電についてチェック
どのポータブル電源もソーラーパネルに対応しているわけではありません。
一応、入力(充電)電圧をパネルの出力電圧が上回れば充電が可能ですが、チャージャーコントローラを内蔵していないポータブル電源は効率が悪く充電に時間がかかります。
災害時の非常用電源などでソーラーパネルと組み合わせる予定ならチャージコントローラーを内蔵しているかチェックしてください。
より詳しく紹介⇒こちらの記事へ
④動作温度についてチェック
冬は、氷点下で動作しないポータブル電源がほとんどです。
キャンプや車中泊で利用するときは注意しましょう。
『LACITA』は-10℃まで充電、出力に対応しています。
↓ 動作温度 ー20℃から60℃に対応したポータブル電源
冬のキャンプ、車中泊に最適
低温、高温に対応したポータブル電源
3年保証で安心
こちらの記事ではチェックポイントをさらに細かく紹介!
おすすめポータブル電源をチェック
各ショッピングサイトのランキングです。
みんなが購入しているポータブル電源をチェックしてみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
質問があればお気軽に、お問い合わせフォームからどうぞ。
キニモノくん( @Kinimono_naka)でした。